
主婦って忙しいですよね。
毎日のごはん作りに掃除や洗濯、家族の予定を把握して臨機応変に対応していかなくてはいけなくて、自分の予定はいつも後回し。その上、自宅で起業するとなると更にやることは増えていくばかり。私の場合、自宅にいるとオウチのあれこれが目に入っちゃって気が散ります。

こんな状態になると抜け出すのが大変です。
私も気付くとタスクを抱え込んでしまい、モチベーションが上がらなくて何も進まないなんてことがあります。それでも仕事は進めたいので、やる気のない状態から「よし、やるぞ〜」とモチベーションを上げていくために、いろいろと工夫をしています。
今回は、私がやることが多過ぎてやる気がなくなった時にしている対処法を紹介しますね。
やることが多い時は気持ちに左右されることなく、サクッとこなせるようになりましょ!
この記事に書いてあること
やることをノートに書き出す

ノートに書き出す時間がもったいない!なんて思わず、忙しい時ほどほんの5分で良いのでやることをノートに書き出してみます。「子供の靴を洗う」とか、「通帳の記帳をしたい」とか、ほんの些細なことでも大丈夫です。気になっていることは全部書き出してししまいます。
書き出すことでこんな利点があります。
①現状の把握ができる
②重要度を確認できる
③優先順位が決めやすい
現状の把握ができる
頭の中だけで「やること」を想像していると想像だけが膨らんでいき、思っている以上に大ごとになっている時があります。ノートに書き出してみることで冷静に現状の把握ができ、大ごとだと思っていたことが、意外と簡単なことだったりします。まずは現状を把握することで冷静に対処できるようにしたいですね。
重要度を認識できる
書き出してみると「やること」の重要度が認識できます。こちらも上記と一緒で、頭の中で考えているだけだと全てが重要に思えてくるので、全部やらなくてはいけない状態に陥り、結果やる気も無くなってきます。ノートに書き出していくことで、重要度を認識できるようになり、整理しやすくなりますよ。
優先順位が決めやすい
現状把握ができて重要度が認識できると、優先順位が決めやすくなります。優先順位が決まったら、あとは淡々とやるだけ。頭の中がゴチャゴチャしている間は「面倒だな〜、できないかもな〜」なんてネガティブな感情に流されてしまいがちですが、整理することで行動にうつしやすくなります。
所要時間を書き出す

やることをノートに書き出し、現状把握や優先順位がなんとなく整理できてきたら、次のステップはそれぞれの所要時間を書き出すこと。
ざっくりとで良いので所要時間を把握していると、どれくらいの時間を確保してやることなのかが分かり、じっくり腰を据えてやりたいのか、スキマ時間でチャチャっとやってしまえることなのかの判断ができるようになります。また、家事中は黙々とやる単調な仕事が多いので、その間に仕事のアイデアを考えたり、仕事につながる音声を聞いたりと同時にできることも把握することができます。
期限の確認をする

所要時間の把握ができたら、次は「やること」の期限を確認すること。仕事の依頼は納期を確認し、作業にかかる時間を確認する。自分で決めた「やること」はつい先延ばしにしがちなので、期限を決めてしまうことで必ずやってしまう仕組みを作る。こうやってできなかった時の落ち込みを回避していきます。
実は、期限を確認することでいつまでなら伸ばせるかを把握することができるんです。これって先延ばしにすると言う意味ではなく、月ごと・週ごとのスケジュールに落とし込んだ時に、なるべく均等で無理のないスケジュールに落とし込むことで実行しやすくなるということです。
時間のかかること、細かなことで割り振る

期限まで把握できたら、時間のかかりそうな「やること」を月毎もしくは週毎にざっくりと割り振り、スケジュールで偏りがないか、均等に「やること」が割り振られているかなどを確認し、大まかな流れを把握します。
そして短時間でもできそうな細かなこと、新たに入ってくること、アポなどの予定を空いているスケジュールに落とし込み、実行していくようにしています。
やる気がなくなる1番の理由

やることが多くてやる気がなくなる1番の理由は、達成できなかった時に感じる落ち込みだったりします。
達成できなかったことが1つくらいなら「あぁ〜できなかったな。また来週がんばろう!」と次に向かっていくことができますが、達成できなかったことがどんどん増えていくと自分への信頼感がどんどんと低くなり、その結果やる気がなくなり自信喪失につながります。
そうならない為の対処法として、私は上記に挙げたように無理のないスケジュールを立てて達成していく仕組みを作ることを実行しています。

やりたいか、やりたくないかを自分に問いかける

私は家族との時間を大切にしつつ、やりたいことを叶えていきたいのでコーチングを受けていますが、コーチングを受ける度に毎回のように質問されることがあります。
それが「やりたいか、やりたくないか」ということ。
会社員が長かった私は「やりたくない」という選択肢があると言うことに正直驚いたのですが、起業して自分で仕事すると言うことは決断の連続。「やりたくない。やらなきゃ。」を選ばないことで、やりたいを叶えるエネルギーを温存し行動に移していくチカラに変えることができるのだと知りました。
そして重要なのが次に挙げる3点のこと。
①なぜ、やりたくない?
やりたくない理由を掘り下げることで、自分が問題としていることがわかります。
問題としていることを自覚するようになると、パターンが見えてきます。自分が陥りやすいパターンがわかれば、対処法が見えてきたり問題を避けて通れるようになったりします。
なぜか人って、自分自身が「苦しいな」と思うようなことに正面から向かっていこうとするし、その「苦しさ」は毎回同じテーマで無限ループにハマっているのに毎回新しいハードルだと思って越えようとします。
コーチングを受けるようになってからは、超えなくてはいけないことって「苦しさ」の中よりも、「楽しさ」の中にあるハードルを超えた方がグンと成長できるように感じています。
②それって問題にするようなこと?
そして問題としていることって案外ツマラないこだわりだったりすることもあります。
変なプライドが邪魔をして、簡単にできてしまうことを大きな問題だと捉えていることが多いなと私自身とても実感しています。「あっ、プライドが邪魔してた」と気づくと、チクッと傷つくこともありますが、気づくことで手放せた経験も多くあるんですね。
できない理由になるツマラないこだわりはササっと手放してしまいましょう!
③必ず私がやらなくてはいけないこと?
案外「やらなくてはいけないこと」って「自分がやらなくてもいいこと」だったりします。
「やらなきゃー」ってことに縛られているよりもとりあえず一旦ボールを投げてみる行動をすると、案外助けてくれる人は多いものです。遠慮せずに甘え上手になってしまいましょう!
まとめ
「やること」が多くてやる気がなくなると言うことは、誰にでもあること。
「やること」が多いなか、書き出したり自分と向き合ったりする時間を確保するのは無駄に感じることもあるかもしれませんが、やる気がなくなった時にリカバリーできる対処法を知ることで、仕事に対するモチベーションのムラが少なくなります。
対処法を知って「やること」をサクサク実行できるように、私も頑張ろう!
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